タグ付きの投稿 ‘彫刻材’
シバグリ(Castanea crenata)
樹高は15~20mになり、山野の雑木林に生育する。材は腐りにくく、耐久・耐水性に優れている有用材で建築材等に利用される。 食用のドングリとして多くの園芸品種があるが、一般に野生種はシバグリ、栽培種はタンバグ…
続きを読むケヤキ(Zelkova serrata)
樹高は20~25mになり、山野の川沿い等に生育する。成長が早く寿命が長いうえに湿気にもよく耐え保存性も高い。 また、春の新緑、秋の黄葉ともに美しく、材としても高級建築材料に利用されることでよく知られている。…
続きを読むオオヤマザクラ(Cerasus sargentii)
樹高は10~15mになり、やや標高の高い山地に生育する。 ヤマザクラより花の色が濃く、淡紅色から紅色の花が咲くのでベニヤマザクラとも呼ばれる。 オオヤマザクラの名は、ヤマザクラより花や葉が大きいことからるけ…
続きを読むウワミズザクラ(Prunus greyana)
樹高は15~20mになり、各山地で生育し、公園等で植えられている。 材はとても堅く版木や彫刻材にも使われる。木全体に穂になって咲く花には独特の美しさがあり、秋の紅葉・黄葉もたいへん美しく、また、つぼみや若い…
続きを読むヤマナシ(Pyrus pyrifolia)
樹高は10~15mになり、山野のやや湿った場所に生育する。 4~5月にとてもきれいな純白の花が咲き、果物のナシの原種とされ、ナシ状果の果実は果実酒やジャムとして食用される。 ヤマナシの名は、山に生えるナシと…
続きを読むカツラ(Cercidiphyllum japonicum)
樹高は25~30mになり、湿り気のある山の谷間や渓流沿いに生育する。 ハート型で丸い葉はよく目立ち、春の新葉や秋の黄葉はたいへん美しい。樹皮にはタンニンが含まれていて、染料として利用される。 カツラの名は、…
続きを読むナツツバキ(Stewartia pseubocamelia)
樹高は10~15mになり、谷筋や崩壊地などの山地に生育する。 繊細かつ清楚で美しい白い花が咲き、紅葉もきれいであることから家庭でも植栽されることが多くなり、材は建築用などに、樹木は庭木用等に利用される。 ナ…
続きを読むイヌエンジュ(Maackia amurensis)
樹高は10~15mになり、山地の林縁や川岸、湿地周辺等とやや湿った場所に生育する。陽樹であり、材は堅くねばりがあるうえに光沢が美しいので、床柱や手斧等幅広く利用される。 また樹皮は染料のほか胃薬等に使われ、…
続きを読むヒノキ(Chamaecyparis obtusa)
樹高は30~40mになり、山地の屋根や山原等の乾いた場所に多く生育する。 材は、耐朽・耐水性があり、香りもあるので最上の建築材として利用され、樹皮は屋根の檜皮葺きの材料として使われる。 ヒノキの名は、火の木…
続きを読むイチイ(Taxus cuspidata)
樹高は10~20mになり、山地から亜高山帯に生育する。 耐寒性・耐陰性があり、乾燥には弱く肥沃な湿り気のある場所が適地である。 イチイの名は、仁徳天皇のころイチイの木から笏(しゃく)を作ったため、最も位の高…
続きを読む