落葉高木
イロハモミジ(Acer palmatum)
樹高は10~15mになり、低い山地のやや湿り気のある日当たりのよい斜面や沢沿いに生育する。 一般にモミジといえば、イロハモミジのことを指し、公園・庭園・寺院等によく植えられる。秋の紅葉はたいへん美しく、紅葉…
続きを読むコナラ(Quercus serrata)
樹高は15~20mになり、日当たりの良い山野に生育する。 晩秋にかけて黄葉、または紅葉(若木)し、新緑ともに味わいがある。適潤地で大きく成長でき、直根をよく発達させるので土砂崩れなどの防止に役立つ。 コナラ…
続きを読むクヌギ(Quercus acutissima)
樹高は10~15mになり、里山や山地に生育する雑木林の代表である。成長が早く植林から10年ほどで木材として利用でき、伐採しても切り株から萌芽更新が発生し数年後には樹勢を回復する。 材質は堅いので器具材のほか…
続きを読むミズナラ(Quercus crispula)
樹高は30~35mになり、山地や深山に生育する。 適潤地で大きく成長でき、直根をよく発達させるので土砂崩れなどの防止に役立つ。秋の黄葉は年による当たり外れが少なく、なかなか見応えがあり、また、秋に熟す果実は…
続きを読むイタヤカエデ(Acer pictum)
樹高は10~15mになり、日当たりのよい谷間やその斜面に生育する。 材は堅く粘り強いためスキーやラケット等の材料として使われ、また樹液はタバコの香料に使われる。 葉は大きめで表面に光沢があり、秋にはたいへん…
続きを読むカシワ(Quercus dentata)
樹高は10~15mになり、山野のほかやせた土地や乾燥地、海岸にも生育する。 日当たりが良く多少湿り気のある場所が適地だが、乾燥にもよく耐え、防風林等に利用される。葉は大きくて殺菌・保存性があり、柏餅を包む葉…
続きを読むシバグリ(Castanea crenata)
樹高は15~20mになり、山野の雑木林に生育する。材は腐りにくく、耐久・耐水性に優れている有用材で建築材等に利用される。 食用のドングリとして多くの園芸品種があるが、一般に野生種はシバグリ、栽培種はタンバグ…
続きを読むウリハダカエデ(Acer rufinevrve)
樹高は8~10mになり、丘陵地帯や山地のやや湿り気のある谷間の緩やかな斜面に生育する。 秋には葉が色づき、個体によってたいへん美しく紅葉・黄葉する。 ウリハダカエデの名は、若い木の樹皮がマクワウリに似ている…
続きを読むトチノキ(Aesculus turbinata)
樹高は20~30mに鳴り、山地の谷筋・沢沿いなど湿り気の多い場所に生育する。 花からは良質の蜂蜜が得られ、果実は栃餅などの食用や打ち身などの民間薬になり、また材も建築材に利用される等有用である。 トチノキの…
続きを読むオニグルミ(Juglans mandshurica)
樹高は20~25mになり、河川の流域や山地の谷川に沿った湿った場所に多く生育する。樹皮は薬用として利用され、果実はリスやネズミの食料になる。 また、果実の中の種子は美味しく食用できる。 オニグルミの名は、オ…
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