ウワミズザクラ(Prunus greyana)
学名 | Prunus greyana |
分類(科、属) | バラ科サクラ属 |
種類 | 落葉高木 |
用途 | 庭木、建築・器具・彫刻材、薪炭、樹皮は桜皮細工・染料 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、中国(湖北・四川・広西省) |
樹高は15~20mになり、各山地で生育し、公園等で植えられている。
材はとても堅く版木や彫刻材にも使われる。木全体に穂になって咲く花には独特の美しさがあり、秋の紅葉・黄葉もたいへん美しく、また、つぼみや若い果実を杏仁香(あんにんご)と呼んで塩漬けにして食用する。
ウワミズザクラの名は、木の表面に溝が多くあることから、上溝(うわみぞ)それが転訛してウワミズと呼ばれたことから等の諸説からついている。