林業用苗木
戦後日本の山々にスギやヒノキなどの樹種が大量に植えられました。
今後多くの人工林が伐採期を迎えることから国産材の利用促進と再造林による持続可能な森林形成が求められています。
スギの“マルチキャビティーコンテナ苗”などの新しい苗木の生産技術を確立し膨大な需要に対応出来るよう努めております。
人工林
人工林のほとんどが針葉樹でスギ・ヒノキ・カラマツが主流です。
(他に、アカマツ・クロマツなど)
国内森林面積全体に占める割合 ⇒ 約40%
比較的成長が早く、建築資材等に利用されております。
今後多くの人工林が伐採期を迎えることから国産材の利用促進と再造林による持続可能な森林形成が求められております。
マルチキャビティーコンテナ苗
マルチキャビティーコンテナ苗とは根の部分が垂直に下に発達するように開発された苗木生産システム容器です。従来の苗木より扱いが容易で植え付けもとても容易なのが特徴です。
環境・国土保全用苗木
森林は樹根の緊縛力により、土砂の崩壊を抑制するとともに、下層植生などが土砂を保護して、侵食・流出を抑制することにより 山崩れや土砂の流出などの災害防止などに役立っています。
昨今、異常気象などの長雨・集中豪雨での森林災害が目立っておりこれらを踏まえ、森林機能・防災機能の強化が求められております。
弊社では森林機能の回復に使用出来る様々な樹種の苗木を取り扱っており用途や地域に合わせて樹種の提案が出来るよう努めています。
土砂災害防止
森林は樹根の緊縛力により、土砂の崩壊を抑制するとともに、下層植生落葉落枝が土砂を保護して、侵食・流出を抑制することにより 山崩れや土砂の流出などの災害防止などに役立っております。
これらを踏まえ、森林機能・防災機能の強化が求められております。
防潮林
(クロマツ・アカマツ・アキグミなど)
・飛砂の発生を抑え砂丘の移動を防ぐ
・背後地の道路や農場への防風効果
・津波災害の軽減 など
被災地域において海岸防災林などの森は、津波自体を完全に防ぐことは できなくても津波エネルギー減衰、到達時間の遅延、漂流物の 捕捉など、被害を軽減する効果が認められ、地域の多重防御の一つとして復旧・再生が急がれております。
地球温暖化
地球温暖化の原因⇒二酸化炭素の増加
森林は二酸化炭素を吸収・固定・貯蔵することによって地球温暖化防止の大きな役割を担っています。
二酸化炭素削減のためには、その排出量を減らすと共にそれを吸収する森林を増やすことが重要です。
若い木は高齢の木よりも二酸化炭素をより多く吸収するため若い木を積極的に植え育てることで、大気中の二酸化炭素を減らすことができます。
水源林の働き及び効用
・水源かん養機能(水を貯える機能)
・土砂流出防止機能
・水質浄化機能
森林は水源涵養をはじめ、土砂流出の防止、水質保全など、治水・利水・環境面での効果が高く、森林は「緑のダム」と呼ばれることもあります。
主に広葉落葉樹を利用すると良いと言われております。
林業の担い手の高齢化と人手不足から荒廃が進む水源林もあり、適切な造林・育成・管理が求められております。
観光資源・景観林
・日本には美しい景観・名所・温泉など観光地がたくさんあります。
そのため、観光地のの景観維持・環境整備が求められています。
観光地化している景観林の代表的な例として奈良県 吉野山のヤマザクラや福島県福島市内の花見山などがあり観光客の眼を楽しませています。
そのほかにも近年景観を再整備する事業が求められています。