クヌギ(Quercus acutissima)
学名 | Quercus acutissima |
分類(科、属) | ブナ科コナラ属 |
種類 | 落葉高木 |
用途 | 公園樹、器具材、シイタケの原木 |
分布 | 本州、四国、九州、アジア東北部 |
樹高は10~15mになり、里山や山地に生育する雑木林の代表である。成長が早く植林から10年ほどで木材として利用でき、伐採しても切り株から萌芽更新が発生し数年後には樹勢を回復する。
材質は堅いので器具材のほか車両・船舶等にも使われる。また、直根をよく発達させるので、土砂崩れなどの防止にも役立つ。
クヌギの名は、国木(くにき)が転訛したことやドングリが食用になるので食之木(くのき)といい、それが転訛したこと等の諸説からつけられている。